みなさんこんにちは。tpt7200です。記念すべき初投稿を何にしようか迷いましたが、自分がずっと好きだった新幹線のことについて書いていこうと考えました。どうぞよろしくお願いします。

 では、さっそく中身に入っていきたいと思います。2016年8月11日、ぼくは岡山駅に行って、一日中新幹線の撮影をしました。そのときの様子を書いていきます。徳島駅にたどり着いたのは、朝5時20分くらいのことでした。まだ始発の列車さえ出ていないこの時間帯、駅前には誰もいませんでした。
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 今回最初に乗ったのは、うずしお2号です。
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 徳島ではめずらしい3両編成です。少し前に知りましたが、この列車は前の日の高徳線の最終列車、「うずしお33号」が車庫に入らずそのままホームで一夜を明かしたものです。この時間帯にはまだ朝ラッシュは来ていないので、車庫でいろいろな車両が眠っていました。
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 ラッシュを待つ列車たちを眺めつつ、5時43分、定刻通りにうずしお2号が発車しました。うずしお2号の停車駅は、勝瑞、池谷、板野、引田、讃岐白鳥、三本松、讃岐津田、オレンジタウン、志度、屋島、栗林です。たったの70キロちょっとの区間で、停車駅が11個もあります。徳島から高松までの所要時間は70分ちょっとなので、7分に1度はどこかの駅に止まる計算です。それゆえ、実際は「特急」というよりも、「快速」という感覚のほうが強いです。

 とはいえ、特急うずしおに使われるN2000系のエンジン音は本当に力強いです。さすが、険しい四国の山を越えるために開発されてきただけことはあります。国鉄時代に作られた古いディーゼルカーとは比べ物になりません。近ごろ、四国に新しく特急型気動車2600系が導入されようとしています。引退してしまう前に一度乗りに来てください。

 うずしお2号は、7時前に高松駅に着きました。ここで乗り換えです。次に乗るのは、7時07分発快速マリンライナー10号です。
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 発車まで時間があったので、電車を撮りつつしばらく待ちます。7時を過ぎてすぐ、しまんと2号が入ってきました。
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 ……と思ったら、別の列車がならんではいってきました。
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 ……なんじゃこりゃ??

 実は左側の列車は、さっきのうずしお2号に屋島で追い越された普通列車(306D)です。この列車は、本当は高松止まりなのですが、この日はサンライズ瀬戸が琴平まで延長運転するのでこの列車がさらに琴平まで向かうことになりました。
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2016年10月23日 多度津駅

 なので、実質は「引田発、高松経由琴平行き」の普通列車ですね。この列車は高松駅を7時09分に出発します。でもマリンライナーはそれより前に出発してしまうので、残念ながらこの列車の高松の出発を見届けることはできませんでした……。この様子は、毎週ではありませんが、土日祝日に見ることができます。ああ、サンライズ瀬戸、いっぺんくらいは乗ってみたいなぁ……。

 マリンライナー10号は、高松を7時07分に発車し、岡山に8時15分に着きました。途中の児島まではわりとすらすら進んでいましたが、そこからはほぼ各駅に止まっていきました。特に単線区間(部分複線化させているという解釈もできるが、ある電車が遅れると芋づる式で全部の列車が遅れるということを考えると「単線」という考え方のほうがいいと思う)の茶屋町以降は、反対方向の列車とすれ違うためにノロノロ運転となってしまったので、眠くなりました。瀬戸大橋線の完全複線化は、どうしても無理なのでしょうか……?

 さあ、ついに岡山駅到着!! では、いよいよ新幹線の撮影といきましょうか。最初にやってきたのは、ひかり491号博多行きです。
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 かつては最新鋭の新幹線としてもてはやされたN700系も、今となっては東海道山陽新幹線の新しい顔となりました。登場して間もないころは「のぞみ」としての運用が多かったですが、今では「ひかり」や「こだま」にもN700系が使われるようになりました。「光陰矢の如し」とはこのことでしょうか?
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 反対側には、同じくひかり号が入線しました。この列車は、岡山止まりのひかり440号です。
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 そう、この列車は、「ひかりレールスター」なのです。
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 とは言っても、最盛期のように、主要駅しか止まらない……というスタイルではなく、博多を出発した後、新下関と厚狭を除く各駅に止まっていきます。「さくら」に立場をゆずった今となっては、後輩がさっそうと走っていくのをのんびり見守るのが役目となってしまいました。700系の引退が近くなってきていますが、最後くらいはかっこよく山陽路を駆け抜けてほしいものです。

 うわさをすれば影。となりにみずほ603号が入ってきました。
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 いったい、この光景はいつまで見られるのでしょうか……? 近ごろその思いが日に日に増してきます。せっかくなので、レールスターを違う角度から撮影。
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 登場から15年以上もの月日がたち、車両はだいぶ古びてしまいましたが、まだまだ若い者には負けていませんね。むしろN700系よりもかっこいいと思ってしまうのは、気のせいでしょうか? そのレールスターは、到着してしばらくすると岡山の車庫に引き上げていきました。
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 今度は、のぞみ97号が入ってきました。
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 さすが16両編成。さっきのレールスターやみずほとは迫力が違います!! で、この車両は、
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 アドバンス型でした。写真ではわかりませんが、この列車はG26編成を使っています。思い起こせばN700Aが登場したのは、今からたったの4年前。それからたったの3年半で26編成作るうえに、既存のZ編成まで改造してしまうとは、JR東海恐るべし。

 長居は無用ということで、のぞみ97号はすぐ博多に向けて去っていきました。
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つづく