上郡では、カーブを利用してスーパーはくと、スーパーいなばなど、さまざまな列車を撮りました。
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 これらの写真は2枚目を除き35 mm換算300~450 mmくらいのレンズで撮ることができます。タムロンの150-600ならフルサイズ機でも撮れますね。価格も10万円前後でわりと安いので、圧縮効果に魅せられた方はぜひ買いましょう。ぼくもいつかはほしいです。

 さて、だんだん日が落ちてきはじめました。2人ともまだスーパーはくとに乗りたいということで、普通列車を2本送ってスーパーはくと10号に乗ることにしました。
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 16時ちょうど、スーパーはくと10号(以下スはくと10号)がやってきました。
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 カーブを利用して、男前の顔を真っ正面から狙います。
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 上出来。焦点距離は35 mm換算390 mmです。

 さあ、さっそく乗りましょう。
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 どういうわけか朝乗ったのより内装がきれいでした。上郡から三ノ宮を目指します。

 振り子装置に揺られること約1時間で三ノ宮に到着。三ノ宮では、223系1000番台に遭遇しました。
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 23年前、神戸の街を大地震が襲いました。その神戸の復興を促すべく当初の計画よりも前倒しで導入されたのがこの電車。震災後、阪急や阪神に先駆け復旧作業を終わらせ、予定を繰り上げて新型車両を導入していったJR西日本の底力がうかがえます。あれから長い月日がたちましたが、この車両を見ていると「震災からの復興」を思い起こします。

 三ノ宮からは各駅停車で兵庫に移動。旅のシメに、兵庫から和田岬線に乗ります。JR神戸線のホームを降りると
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 和田岬線専用の改札が。さっそく中に入りましょう。
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 これぞ支線といわんばかりのホームです。たった一つのホームには、ぼくと友だちを除きほとんど誰もいません。近くには高いマンションがそびえ立っています。
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 17時30分頃、電車が到着しました。
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 乗客が降りたので、さっそく撮っていきましょう。
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 ガラガラ。
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 まもなく出発です。

 電車は定刻通り出発しました。神戸の街をゆっくり走っています。
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 4分で終点の和田岬に到着しました。
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 一本見送ることにしたので、少し駅から離れます。金網越しに電車を撮影。
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 焦点距離は390 mmで、金網の影響はほとんどありませんでした。兵庫行きの電車が去っていきます。
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 和田岬駅の様子はこんな感じ。
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 この何もないところがいいんだなぁ。次の電車は17時40分頃に到着なので、近くの踏切に移動して電車を撮りましょう。電車が近づくと、ライトが見え始めました。
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 撮って何秒かで踏切が鳴り、臨戦態勢をとります。電車が近づくやいなや、連写。
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 明るさがギリギリでしたが、どうにか撮ることができました。国鉄の車両にはなんだか暖かみがあります。
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 乗り遅れると大変。友だちが心配してもいけないので、さっさと切り上げホームに行きます。
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 その後、神戸の街を後にしたぼくたちは、乗り換えを重ねてJR難波に向かい、
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 そこから道頓堀に行き、最後の夕食を食べました。かなりお金を使ってしまいましたが、とてもおいしかったです。その日はゲストハウスで夜を過ごし、翌朝徳島に帰りました。

 この旅ではいろいろな電車に乗ることが出来ました。結局全部の路線に乗ることは出来ませんでしたが、アーバンネットワークの広さを実感することが出来ました。乗ることが出来なかった路線にも、いずれは乗ってみたいです。

 次回、乗ってきた路線をまとめてお開きとします。