宇和島駅に再び来たとき、春の日差しによって宇和島は暖かな陽気に包まれました。



　宇和島駅から宇和海24号に乗るため、17時前にホームに戻りました。そして16時50分、宇和海24号の前身、宇和海19号が到着。


　ここからすごいことが起きます。

　宇和島運転区に留置されていたN2000系が

バックで入ってきました。


　そして宇和海19号と連結の作業を始めます。



　こうして2両編成だった列車は3両編成となりました。



　「がんばってます!　南予」のステッカーが夕日でキラキラと輝いています。






　N2000系宇和海をもう少し撮っていきます。






　やばい。N2000宇和海かっこいい。

　今、2700系が次々と登場し、JR四国では約30年ぶりの置き換え過渡期に突入しています。今はこうして日常的に見られているN2000系宇和海も、あと数年後には全く見られなくなるかもしれません。この先2000系シリーズはどうなってしまうのでしょうか…………??　どちらにしろ、引退する間際に慌てるより、見られる今のうちに見たり撮ったりするのがいちばん賢いのかもしれません。

　宇和海24号は定刻通りに出発。2000系よりも出力が高いので、その分余裕のある走りを見せてくれました。まだ春分になっていなかったので18時になるとすでに日没。18時35分に松山駅に到着した頃には、すでに真っ暗になっていました。松山駅では、8600系運転のしおかぜ・いしづち30号が到着していました。



　18時39分、しおかぜ・いしづち30号が出発。

　宇和海24号→25号は18時43分に出発していきました。

　ここで松山運転所を撮っていきましょう。照明と車体の輝きで、昼間と全然違う様子を見せています。なんだかロマンチック。三脚と単焦点レンズで、低感度撮影できたらもっときれいに撮れたんだろうなぁ…………(もっとも駅内での撮影はあまり気が向かないが)






　19時23分、しおかぜ・いしづち19号が到着。あまりに暗かったので流し撮りで撮りました。


　わりと決まった。

　19時28分、宇和海26号が到着。

　しおかぜ19号と並びました。

　この時間帯から岡山直通の列車は発車せず、しおかぜ19号として使われた車両は回送列車として車庫に引き上げます。いしづち19号として使われた車両は、折り返し19時32分発いしづち102号として高松に向かいました。岡山に向かう場合はいしづち102号に乗り、坂出で快速マリンライナー68号に乗り換えです。いしづち102号は坂出でサンライズ瀬戸にも接続します。

　回送車両は、回送される直前に、ミッドナイトEXP松山の表示をしていました。



　この車両、あとで半パンマン(アンパンマン列車の編成+ノーマル編成)として新居浜まで行き、そこから一度伊予西条まで回送されたあと翌日のモーニングEXP高松になるのかなぁ??　こうして回送されていきました。




つづく