令和元年8月6日、新しい振り子式特急気動車が誕生しました。その名は、

2700系

 ある程度まともな写真がそろってきたので、そろそろコレクションしていきます。



 2700系が登場した経緯をざっくり説明すると、

2000系が古くなってきたから置き換え用の車両2600系を作った

2600系はカーブの多い土讃線では力不足だと分かった

2600系をベースにした振り子式気動車を作ろう

 こうして生まれた列車が、2700系だったのです。平成31年1月くらいに甲種回送で四国にやってきて、早速注目を集めました。そして時代は変わり、令和元年となってから2700系の試運転は頻繁に行われるようになりました。最初に2700系を生で見たのが、令和元年7月7日のこと。この日、ツイッターで試運転の情報を仕入れ、急きょいつもの撮影場に行きました。あっ、きた!!
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 初めて見た感想…………「痩せ細った2600系」

 今でこそ2600系よりもスリムでかっこいいと思っていますが、当時は2600系よりかっこいい車両がなかなかいなかったので、こんな感想を抱きました。

 徳島運転所でしばらく休んだ後、もう一度試運転のために板野に出発。
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 あっという間に行ってしまいました。その3時間後、2700系が帰ってきました。
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 ほうほう、6灯もかっこいいじゃないか。

 そのまま徳島運転所に入り、キハ185国鉄色と並びました。何という並び…………
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 約30分後、また試運転の2700系が出発。前照灯を6灯にして……
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 ちょっと曇ったのが残念でしたが、初めてのわりには上手に撮れたかな??

 こうして迎えた8月6日、そもそも徳島は田舎ということで混乱するほど人はおらず、無事にデビューを祝えそうな様子でした。そんな中、一番列車、うずしお11号が到着。とりあえず駅の中から撮影しました。
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 それからは各部分をズームで撮っていきました。
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 2600系よりもロゴが少しかっこよかったです。2700系では行き先・列車名表示と号車表示は独立。表示内容は、2000系と同じく特急××行と特急○○○○(列車名)を交互に表示する形に。しかし表示できる情報量が増えたため、日本語の下側に英語表示もできるようになりました。
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 8600系・2600系は号車表示と行き先・列車名表示は同じ場所で表示だったので、こっちの方が見やすいという結論が出たのでしょう。

 発車のときの写真はあまりいいのがなかったので省略。その代わり、その次に徳島を出発するうずしお20号の写真をどうぞ。
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 6灯、いいなぁ。おそらくはこれが、2700系を6灯で撮りたいと思うようになったきっかけだったのかもしれません。そして3時間後に帰ってきたので、今度はうずしお26号として撮影。
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 夕闇の中で煌々と輝く前照灯もなかなか。

 その日から9月27日までは、2700系はうずしお1号→8号→11号→14号→17号→20号→23号→26号の1日周期のサイクルで運転されました。
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 そして、2700系を撮っていくにつれて、だんだん2700系をもっと力強く撮りたい、6灯の輝きを生かした撮り方をしたいと思うようになってきました。9月20日頃には実際に乗る機会ができましたが、揺れが大きく抑えられていて、20年分の進化を感じることができました。そして窓側床下の出っ張りがなくなっていたので、スペースが増えました。これも地味にうれしかったです。

 そして令和元年9月28日、2700系がある程度出そろい、一部の特急南風と半分くらいの特急うずしおが2700系運転に切り替えられました。この日から2700系で運転される特急うずしおは、

下り:5,7,15,21,25,27,31,33号
上り:4,10,12,18,24,28,30号

となり、合計15本。特急うずしおは全部で33本(16.5往復)のため、実に45%が一気に2700系担当となりました。特急うずしおの運用はさまざまで、大きく分けると岡山直通に関する運用、徳島線などへの送り込み運用、高徳線内完結運用の3つに分かれます。

 岡山発着の特急うずしおは特急南風と必ず連結するため、特急南風に使われる車両を持つ高知運転所との兼ね合いがあるため1つめは後回し、2つめはキハ185専用であるため、3つめを2600系と共同で担当していくという形で先行投入した形になったのでしょう。

 そしてその結果、うずしお4号は2700系に置き換えられ、新たに2700系5両編成の特急が誕生しました!!

 令和元年10月4日、この日は快晴でした。本当は剣山2号を本命として撮るつもりでしたが、どうせ早起きするのならと、剣山2号が来る1時間以上前からいつもの場所に来ました。

 5両編成は、かなり圧巻でした。3両以下の時に比べて威厳に満ちあふれている…………
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 陸橋から降りて撮影。車両の連なりが重厚感を醸し出しています。
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 そして今度は広角気味で撮影(これでも35 mm換算で225 mmなのだが)。
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 さあ、ある程度撮ってきたので後は出発を待つのみ………… 今か今かとヒマを潰していたら
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 何と フル灯!!

 これを撮り逃す訳にはいかないと武者震いしました。そして午前7時ちょうど、うずしお4号が出発。さあ撮れ!!
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Good!!

 少し左上に空間ができたためアスペクト比を保ったままトリミングしましたが、それでもちょうど良い収まりとなり、大きな副産物を得ることができました。逆行の状態でハイビームを灯しているため、2700系がとても力強く写った、まさに「力作」となりました。

 そして、2700系に乗りたい、撮りたいという気持ちはさらに増していき、ついに高知旅行を計画することになりました。それは11月半ば頃に実現するのですが、その話は次回にて。