前回に引き続き、2700系特集をやっていきます。今回は、前半が過去作品からの流用となりますが、ご了承ください。

 光あれば影あり、新しく導入する車両がある裏腹で、必ず古い車両が役目を終えて廃車になっていきます。高知では令和元年9月に2700系がデビューして以来、徐々に2000系が廃車となっています。宿毛駅にも行きたいという気持ちもありましたが、あまり先が長くない2000系に乗っておきたいと思い、令和元年11月半ばに高知旅行を決行しました。詳しいことは「令和土佐日記」シリーズに記してあるので、そちらをお読みください。

 高知から宿毛に行く際、プライベートでは初めて2700系に乗りました。あしずり9号に2700系が使われていたため、まずはその送り込みを撮ろうと高知駅内で待機。すると、
_DSC5159
 出発時刻と全然関係ない時間帯に送り込み回送が来てしまいました………… 本当なら隣のホームで撮りたかったのに、残念………… この車両は一度留置線に移動しました。
_DSC5165
 この場所で撮ったら絶対バリ順やったのに…………

 仕方がないので次の入線から出発まで、じっくり撮っていこうかと思ったら全然入線してこず、そして出発10分前近くになってようやく入線してきました。
_DSC5226
_DSC5232
 結局満足いくほど撮れず、あしずり9号に乗り込みました。
_DSC5236
 宿毛駅までの所要時間は、2時間ちょっと。9月にすでに分かっていたことですが、乗り心地は本当に良かったです。ただ一つ残念だったのが、時期的な問題で車窓が全然楽しめなかったことですね……。太陽の長い時期に行ったらもう少し車窓を楽しめたかもしれません。

 宿毛駅に到着したのは、19時過ぎ。あたりは完全に真っ暗でした。
_DSC5243
 約10分後に高知方面に帰っていくので、それまでたった一人で撮影。人が少なかったのではかどりました。まずは特急あしずりのサボから。
_DSC5253
_DSC5254
 参考用に2000系(N2000系も含む)あしずりのサボはこちら。
_DSC5123
  2000系で用いられた太平洋の波のイメージ、しっかりと踏襲されています。○の中に波が収められているのは、周りが黒いので輪郭を強調してマークだとわかりやすくするためでしょうか? 波の形がはだいたい同じ、列車名の字体は同じですが、2000系ではマークの上に表示されているのに2700系では下に表示されています。そして2700系では波の下がなぜか塗り分けられているという。

 折り返し作業が終わり、サボが「しまんと」に変更されました。
_DSC5258
_DSC5261
 参考用に2000系しまんとのサボはこちら。
20171125-0704_00060
 こちらも、2000系と同じく四万十川を描いたものになっています。2000系では川の色が一色なのが、2700系では微妙にグラデーションになっているのが分かります。LED表示になったことでこのような表現が簡単になったからこそ実現したのでしょう。川の流れの角度は2700系の方がずっと急になっています。

 結論、2700系のサボはだいたい2000系のものを踏襲し、2700系用にアレンジしたものであるということでしょう。

 ある程度撮影が進んだところで、2700系が高知方面に帰っていきました。
_DSC5270
 その後、駅は静寂に包まれました。

 翌日は2000系アンパンマン列車で一度高知へ。そこから奈半利を目指しました。ちょうど機会があったので高知駅で2700系を撮影。今度はわりとゆっくり撮れました。
_DSC5417
_DSC5432
 その後奈半利まで行って折り返し、高知に到着。前の日と同じ時間帯に戻ってきたので、2700系入線を撮ろうと考え1番のりばへ。で、時刻通りに入線はしましたが、
_DSC5513
 2灯。6灯で撮れず残念かと思っていましたが、あしずり9号として出発するときは
_DSC5574
 6灯にしてくれました!! 良かった良かった。遠路はるばる高知まで来た甲斐があった。

 とはいえ結局6灯バリ順を撮ることができなかったのが相当ショックだったのか、この頃から何としてでも6灯バリ順を撮りたいと渇望し、そのために行動してきました。そうして気がついたら新しい撮影場所を突き止めていました。

 場所は高徳線吉成~佐古。この日は練習ということで、曇り承知でやってきました。
_DSC5758
 踏切と雑草が邪魔。ボツ。

 夕方(真っ暗だから夜)5時半、4灯の2700系が来ました!! まぶしいけど感覚を頼りにシャッターを切る!!
_DSC5834
 ちょっと明るすぎたかな…………????

 続いて2回目のチャレンジ。しかし通過直前に曇ったため
_DSC6313
 ドン曇。完全にチャンスを無駄にした。

 ちなみにその20分後には晴れていました。
_DSC6316
 その日の夕方の写真はこれ。
_DSC6377
 右に寄せるのが足りなかったなぁ………… おまけにライトの数も中途半端やし。

 20分後、真っ暗な中来たのは6灯の2700系。全然準備していなかったので明るさの加減ができず、前照灯だけしかない写真になってしまいました。しかしRAW画像として撮っていたためどうにか作品として成立するようにごまかすことができました。その作品がこちら。
_DSC6389
 3回目のチャレンジは1月末のこと。この頃になるとどの場所を目印にしてアングルを決めればいいかが分かっていたため、だいぶ失敗の恐怖は薄らいでいました。そんな中、2700系がやってきました。勝瑞~吉成は直線区間のため、6灯で近づいているのがはっきりと分かりました。

 そして、狙いを定めて撮った写真がこちら。
_DSC6854
 前照灯よし、太陽光よし、振り子よし。少しカツカツとなってしまいましたが、むしろ躍動感を表現できるのでよしとしましょう。思っていたより早く結果が出たので御の字というところです。

 そして、折り返しの便が通過。どういうわけかまた6灯で来ました。場所の都合上面縦で。
_DSC6863
 逆光&6灯だと力強く見えます。

 さらに折り返しの便が17時過ぎに通過。もうこの頃になるとある程度明るかったです。
_DSC6972
 この写真、本当は傾いていましたが、補正して水平鉛直を正しました。昼間のバリ順もいいですが、黄昏時もまた違った良さが見えました。

 さらに20分後、さすがに露出が厳しくなってきたので、一か八かの大勝負。SSを1/50 sにし、アウトカーブ0度の撮影に挑戦。また6灯で来た!! さあ結果は??
_DSC6989
 まあ、ぶれていないのでとりあえず許容範囲かな?? とりあえず前回のごまかし写真よりはよかったと考えています。

 その2700系は、2020年6月5日にローレル賞を受賞しました!! ブルーリボン賞が十分狙えると思っていたので少し残念なところですが、ローレル賞も簡単に受賞できるものではないため、とてもい嬉しいです。2700系はこれからも増備され、活躍の場をさらに広げていくことでしょう。もっと2700系の活躍を撮れたら、そのときまたこのコーナーの続編を書いていこうかと思います。



おまけ
 突然2灯からフル灯に切り替わってびっくり!!
_DSC7456
_DSC7462
 陸橋からの順光6灯
_DSC8085
 とある田園地帯で
_DSC8148
  朝
_DSC8198
 陸橋の上から
_DSC8669



つづく
次回は未定